LNG(Liquefied Natural Gas)とは、ガス田や油田から採掘した天然ガスを分離・精製し、マイナス162℃に冷却して液化したものです。天然ガスは、液化することにより体積が約600分の1になりますので、可搬性に優れています。
発熱量 (MJ/kg) |
液密度 (kg/m3) |
成分(mol%) | |||
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メタン | エタン | プロパン | その他 | ||
54.6 | 460 | 89.4 | 7.0 | 2.6 | 1.0 |
LNGは、その生産過程で硫黄分や塵などの不純物を取り除きますので、燃焼時に硫黄酸化物やばいじんを発生せず、二酸化炭素排出量も石油に比べて少ないクリーンエネルギーです。
天然ガス | 石油 | 石炭 | |
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SOx (硫黄酸化物) |
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NOx (窒素酸化物) |
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CO2 (二酸化炭素) |
※石炭を100とした場合の発生量 (燃焼時)
出典:IEA「Natural Gas Prospects to 2010」(1986)